八坂神社のをけら詣り ~年末年始の営業について~

今日はクリスマスですので、2017年も残すところあと一週間となりました。
クリスマスが終わると京都もいよいよ年末年始の顔を見せ始めます。
気持ちよく新年を迎えるためにも、神社仏閣へお参りに行きませんか。

和福からもほど近い八坂神社では、大晦日に「をけら詣り」という行事が行われます。
古式にのっとってきりだされた御神火を境内に吊された灯籠に灯し、大晦日の午後7時から元日の早朝まで焚き続けるというのが「白朮(をけら)祭」。
そして参拝者がこの「をけら火」と呼ばれる火を火縄にうつして持ち帰るのが「をけら詣り」だそうです。
ちなみに持ち帰った火は神棚の灯明に灯す、もしくは雑煮を炊く火種に用いり、燃え残った火縄も火伏せのお守りとして祀るとされています。
をけら火を持ち帰る際、うつした火種を消さないよう参拝者が火縄をくるくると回す様子は大晦日の風物詩なんだとか。
現代では火を持ち帰ることもなかなか難しくなりましたが、京都における年末の風景として見物に行かれるのも良いのではないでしょうか。

※八坂神社・をけら詣りの詳細はこちらをご覧ください。
白朮(をけら)祭 | 八坂神社(クリックでリンク先のWebサイトに移動します)

さて、和福も年末年始は少しばかりお休みをいただきます。
2017年12月30日から2018年1月3日までは休業となりますので、ご利用の際にはご注意くださいませ。

年末年始の活気に湧く京都の姿を、ぜひご覧になってくださいね。