遅咲きの桜を愛でる ~千本ゑんま堂の普賢象桜~

ソメイヨシノもずいぶん散ってしまい、見かける桜は葉桜が多くなってきました。
けれど京都はまだまだ桜の季節。
こんなときは遅咲きの桜を見に行きませんか。

引接寺は上京区に鎮座する高野山真言宗のお寺で、「千本ゑんま堂」という通称で広くその名を知られています。
実はこの寺院、通の間では知られた遅咲き桜の穴場スポットなんだそう。
こちらの「普賢象桜」という桜、見た目も華やかですが何より特徴的なのはその散り際です。
一般的な桜のように花びらが1枚、2枚と散っていくのではなく花冠のままぽとりと落ちるため、散ったあともその光景を楽しむことができます。
地面に落ちた普賢象桜の風情ある姿で、ちょっと変わったお花見を楽しむのも良さそうです。

※千本ゑんま堂・普賢象桜の詳細はこちらをご覧ください。
ゑんま堂普賢象桜 – 千本ゑんま堂 引接寺(クリックでリンク先のWebサイトに移動します)

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日に日にその姿を変えていく春の桜たち。
満開のそれだけでなくつぼみや散った桜も愛でることで、これから始まる春への感謝を伝えたいところです。

 

※画像は「京都の桜写真」よりお借りしました。